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薬剤師の福利厚生はどう?転職前に見るべきポイント

薬剤師の仕事も他の職業と同じように、働く場所によって福利厚生の内容が異なります。ここでは、薬剤師の福利厚生についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

大手の調剤薬局の場合

全国に店舗を展開するような大手薬局の場合、中小規模の薬局にはない独自の福利厚生を採用している可能性が高いです。そのため、転職先を大手調剤薬局に絞ろうと思っている人は、どのような福利厚生を用意しているかをそれぞれ確認するようにしましょう。

また、一般的な家賃・住宅手当や通勤手当などの他に、社内部活・サークル活動やアニバーサリー休暇、処方せん調剤負担金補助制度といった一風変わった福利厚生を用意しているところもあります。

病院薬剤師の場合

病院の薬剤科や薬剤部で働く場合、福利厚生の内容は病院の規模や運営元によって異なります。具体的に、国立・公立病院で働く薬剤師は公務員扱いとなるため、それに則った内容の福利厚生が整っているでしょう。

一方、民間の病院の場合は診療費補助や検診費用の補助、予防接種費用の補助といった健康維持のための福利厚生を用意しているところが多いです。また、院内保育など子育てをしながらでも安心して働ける環境整備に力を入れている病院もあります。

派遣薬剤師の場合

派遣薬剤師として働く場合、福利厚生は勤務先ではなく派遣元である派遣会社から受けることになります。そのため、薬局で正社員として働く薬剤師とは福利厚生の内容が異なり、どちらが良いかは一概には言えません。長期的に働いてもらうために、福利厚生に力を入れている派遣会社もあるからです。

もちろん、内容の充実度は派遣会社によって変わるので、どのような内容かをあらかじめチェックして複数の会社を比較すると良いでしょう。

ドラックストアの薬剤師の場合

ドラッグストアというと24時間営業や土日営業などのイメージが強く、「働きにくそう…」と感じる人も多いでしょう。また、ドラッグストアで働く薬剤師は薬だけを扱っていればいいわけではないので、他の施設よりもハードワークになりやすいです。

そのため、ドラッグストアで働く場合は、自身の現在のライフスタイルと将来的なライフステージに合わせて働き方が調整できる福利厚生があるかを確認しましょう。大手チェーン薬局は、勤務地選択制度や社員割引制度などを用意しているケースが多いです。

そもそも福利厚生とは?

求人票に記載されている「福利厚生」は、働きやすさを左右する重要項目です。そもそも福利厚生には法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類があるので、それぞれの特徴をチェックしておきましょう。

法定福利厚生

法定福利厚生とは、法律によって企業に義務化している福利厚生のことです。病気やケガなどを治療する際の金銭的負担を軽くする医療保険をはじめ、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険、子ども・子育て拠出金がこれに該当します。

このうち労災保険と子ども・子育て拠出金は会社側が全額負担、それ以外の福利厚生は従業員と会社が折半して負担。なお、雇用保険では保険給付事業分は折半となりますが、雇用二事業分については使用者の全額負担となります。

法定外福利厚生

法定外福利厚生は、企業側による従業員への利益給与のうち、法律的に義務付けられていないものを指します。法定福利厚生に含まれないすべての内容が該当し、企業によっては独自の福利厚生を用意していることもあるでしょう。

法定外福利厚生の種類は大きく通勤・住宅、休暇、健康・医療、職場環境、育児・介護、慶弔・見舞い、レクリエーション、財産形成、自己啓発、能力向上・スキルアップの10種類に分けられます。転職活動を行う際には、法定外福利厚生の種類について優先順位を決めておくのが重要です。

また、薬剤師として活躍するうえで、「薬剤師賠償責任保険」も見逃せない法定外福利厚生でしょう。

薬剤師賠償責任保険

薬剤師賠償責任保険は、薬剤師が安心して働くための法定外福利厚生です。加入することで薬剤の投与ミスや不慮の事故など、薬剤師によるミスによって患者へ損害を与えた場合の賠償責任をカバーできます。

補償には基本プランと充実プランの2種類が用意されており、保険金額によって保険料が異なります。なお、日本薬剤師会の正会員のみ加入可能な保険となっているため、加入を希望する場合は勤務先企業が福利厚生として薬剤師賠償責任保険への加入を用意しているかを確認しましょう。

福利厚生をチェックしたうえで転職活動を!

福利厚生には、誰でも必ず得られる「法定福利厚生」と企業側が自由に設定できる「法定外福利厚生」があり、いかに充実した働き方ができるかは「法定外福利厚生」の量と質によります。転職後に「思ったような働き方ができなかった…」と後悔しないよう、転職活動を行う際にはしっかりと福利厚生の内容をチェックしておきましょう。

なお、当サイトでは岡山市・倉敷市を勤務地に含む薬局も紹介しているので、併せて確認してみてください。

comparison

薬剤師のキャリアアップコース別
岡山市・倉敷市を勤務地に含む
調剤薬局2選

地域密着型で
キャリアアップができる
タイオン365(リード薬局)
リード薬局採用サイトキャプチャ
※引用元:タイオン365(リード薬局)採用サイトキャプチャ
(https://lead.taion365.co.jp/)

キャリアアップが叶う理由

  • 将来性のある「在宅調剤」に特化
    (「門前薬局」もあり)
  • 挑戦する人を歓迎する社風だから成果や活躍に比例して早期昇進・昇給あり
年収 700万~800万円
昇給賞与 昇給年1回、賞与年2回
転勤の有無 岡山県外の転勤なし
残業代
支払い有無
残業代支払いあり
有給取得率 80%(2020年実績)
全国転勤による
スキルアップが望める
日本調剤
日本調剤採用サイトキャプチャ
※引用元:日本調剤採用サイトキャプチャ
(https://www.nicho.co.jp/shinsotsu/)

キャリアアップが叶う理由

  • 全国713店舗あるので地域に留まらず活躍できる
    (2022年5月2日時点)
  • 1894年創業の100年以上続く安定企業のノウハウを得られる
年収 ※公式HPに掲載されている求人情報に年収に関する記載はありませんでした。
昇給賞与 昇給年1回、賞与年2回
転勤の有無 全国転勤あり
残業代
支払い有無
残業代支払いあり
有給取得率 公式HPに記載なし

薬剤師に向けて役に立つ情報を発信する大手ポータルサイト「マイナビ薬剤師」に求人を掲載している会社のうち、唯一「在宅調剤」を行っている岡山市の調剤薬局である「リード薬局」、同じく「マイナビ薬剤師」に掲載されている会社のうち、売上ランキング※で上位かつ全国に拠点をもつ大手調剤薬局「日本調剤」をピックアップしました。(調査時期:2022年5月1日~5月30日)

※参照元:薬キャリ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/216)